忍者ブログ

蘭菜日記

蘭と野菜を含めた庭の花々と日々のこと

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

洋蘭展の栽培教室

洋蘭展ネタで引っ張っています。
今回は栽培教室のこと。

多分何年も栽培されている人にとっては聞きなれていることが多いと思います。

基礎としては、その蘭がどこの出身であるかを知り、それにあわせた栽培をするということ。
蘭が弱るのはそれにあった管理が出来てないから。
地生蘭であれば水が好きだし、着生蘭であれば少なくてもすむこと。
また、熱帯性であっても標高が違えば温度も違ってくること。
バルブがあれば長期乾燥に耐えるし(乾季のときは)雨季はそれに溜め込むために水をよく吸うし。
着生蘭は木漏れ日光の所にあり、朝晩は直射日光もあたり、ジャングルの中にはないこと(日が射さないため)
あっても林の切れ目か樹冠の辺りとある程度日の当たるところに生えているようです。

それらを考えて、温室の中に高温性のものと低温性のものを同居させるときは高温を上に、低温の蘭を下になど蘭にあった環境においてやるとよい、とのことでした。

気根を伸ばすものは空気が好きだから無理に鉢に押し込めなくて良いとか、パフィオですらバークのような目の粗いものが良さそうだとのことでした。
乾かしちゃいけないらしいですけどね。

その他、窓際は結構温度が日中上がったりするのでそれも気をつけてともおっしゃってました。
後、蘭は他の植物に比べて葉が厚いものが多く、そのために当たる熱を発散できないので葉焼けになるのだとか。
また、冬場はお湯を混ぜてぬるめた水をかけるようにとのことでした。
なんでも胡蝶蘭の栽培家は気温15度設定の温室で20度ほどの水をやるらしい。
パフィオは他の蘭に比べて肥料が少なくてよく、1/2量ほどでコーティング肥料を主に使っているとお話されていました。
油粕では昔、芽が腐ることがあったせいだと言うことです。

後、花についてですが。
健全に充実した蘭に花が付く、というのがその先生のお言葉でした。
花を咲かせるだけの体力があり、そして花が付く条件にあって花が付くのだと。

その条件とは、デンドロ、エピデン、胡蝶蘭が低温に合うこと。
オンシやカトレアが長日、デンドロ、オンシ、カトレアが同じく短日で花芽が付くとのことでした。
両方ともに名前が出てきているのはカトレア、オンシの一部はこちらで、という意味のようです。
また、デンドロが短日で花を付けるというのはその先生が実験中でして、結果からしておそらくそうではないかとの分類です。
カトレアは関東のほうで電照栽培をされているようですしね。

途中ですが、長くなったので分けます。



拍手[2回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

TRACKBACK

TrackbackURL

  

カレンダー

04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最新コメント

[06/11 とーか]
[06/08 天野]
[05/24 ガストルキス]
[04/24 天野]
[04/14 SUKUNE]

ブログ内検索

フリーエリア

プロフィール

HN:
佐和
性別:
非公開
自己紹介:
貰い物のフォーミディブルをきっかけに蘭にはまりました。
デンドロビュームの原種を主に育てています。
最近は単茎種にもひかれています。
1品種でも多くの花を咲かせることが毎年の目標です^^
Copyright ©  -- 蘭菜日記 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi 
powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]